2010年6月7日、WWDCでスティーブ・ジョブズ氏が待ちに待った、そして既に情報が漏れていたiPhone 4を発表した。それは、予想に反して“iPhone 4G”という名前ではなかった。その特徴は以下の通りだ:

iPhoneのデザインは全面的に見直され、過去の石ケンみたいな形のスマートフォンはいなくなった。その代わりに、2001年宇宙の旅のモノリスの角を丸くしたような形をした新しい超薄型のデバイスとなったのだ。要するに、iMacのミニチュア版のようなのだ。前面と背面は高密度液晶、サイドはステンレススチールで覆われている。電話のアンテナは金属の羽目板に埋め込まれ、それが驚くほどコンパクトな新しい機器にするための革新的技術の1つになっている。iPhone 3GSよりも34%も薄くなったが、重さはわずかに重い。

内部を見てみると、 iPadにも使用されているApple A4プロセッサーを搭載し、この超高速プロセッサにより電池持続時間も増加している。さらに大きなニュースとなっているのは、アップルが“Retina Display”と名付けたスーパー高画質ディスプレイだ。なぜなら、人間の目が認識できる限界を超えたインチあたりのピクセルの高さだと言うのだ。さらに、3軸ジャイロスコープを加え、アップルはより優れたゲームを展開することを思案している。大きくなったバッテリと新しいプロセッサによってバッテリの寿命が長くなったことにより、通話時間は最大7時間、ビデオやWebブラウジングは10時間、音楽は40時間、そしてスタンバイ時間は300時間になったとアップルは発表している。

内蔵カメラは、そう、2つあるのだが、iPhoneで使用された方法に革命をもたらすことになった。メインのカメラはより高品質な写真と動画を撮影し、前面カメラは“FaceTime”と呼ばれるテレビ電話機能を可能にしている。FaceTimeはWiFi限定(3Gでは今のところ使えない)で、iPhone 4同士でしか使えないのだが、アップルがやっている他のこと全てのことと同じくらい洗練された見事な機能のように思える。

アップルは、 iPhone のOSに独自の名前、つまりiPhoneに使用されているというもの以上であることを分かりやすくするような名前をつけることに決めた。このOSはiPadやiTouchでも使用されており、スティーブ氏がそれを会社の将来の基礎を成す土台として見ていることは疑いの余地もないことから、新しい名前は“iOS”となり、今回の新しいバージョンは“iOS 4”となったのである。

iBookがiPhone 4で利用できるようになるのと同時に、iMovieも利用が可能になる。こんなに小さな機器でムービーの編集ソフトが使えるというのは驚きである。iPhone用のiMovieは、iTunesストアで4.99ドルのアプリとして購入が可能だ。iBookのダウンロードは無料である。

アップルは初めて黒以外の色のiPhoneを用意した。白、黒、共に6月24日にアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本で発売される。価格は、16GBが199ドル、32GBが299ドルに設定されている。

アップルは、初期のiPhoneと同じくらいのスマートフォンの大革命だと大げさに言っているが、あなたはどう考えるだろうか?本当にこれはマストアイテムなのだろうか?


このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事