春の新作アニメがスタートするまであと1カ月近くあるが、すでにその余波は始まっている。先週、日本では「Working!!」の第一話の試写が放送された。私がこのエピソードを見始めた時の最初の反応は、「またこれも生活の一部を切り取っただけの筋書きのないつまらないアニメだな・・・」といった感じだったのだが、話が先に進むにつれて自分が楽しんでいることに気がついた。

このアニメは、ファミリーレストラン「ワグナリア」とそこで働くスタッフの話だ。普通なら、レストランで働いている人を見るなんてつまらないと思うだろうが、登場人物のキャラクターと会話がストーリーを面白くさせている。主な登場人物の1人に、種島ぽぷらという17歳の少女がいるのだが、彼女はどう見ても12歳にしか見えない。また、第一話で彼女は、小鳥遊宗太(たかなしそうた)という16歳の少年を採用した。普通の状況であったら、大抵の人は12歳位にみえる少女を雇っているようなところで働こうとは思わないだろうが、小鳥遊宗太は普通の人とは違うようである。ご想像の通り、彼はロリコンなのだ。この仕事をすると決めたのも、ぽぷらと一緒に働きたいからなのである。このエピソードで面白かった場面の1つは、宗太がロリコンであることが痛々しくもばれてしまった時に、宗太が他のワグナリアのスタッフに自分がロリコンではなくてただ単に小さいものが好きなだけだと弁明していた場面だ。

他の登場人物には、冷淡で凶暴そうな店長、白藤杏子(しらふじきょうこ)や、佐藤潤(さとうじゅん)と相馬博臣(そうまひろおみ)という二人のキッチン担当、そして、なぜかいつも刀を持っている明るい、轟八千代(とどろきやちよ)、男性恐怖症で男が近付くと殴ってしまう伊波まひる(いなみまひる)がいる。この予測不能なキャラクター達によって、Working!!は、筋書きのようなものはなくても、たくさんのコメディーシーンを盛り込んで優れたアニメになっていくのだろう。(Lucky Starを思い出させる)この4月には期待されているアニメがあまりないため、もしかしたら今シーズンの人気アニメの1つになるかもしれない。


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